ただ、2019年12月24日に閉店した、関西国際空港のレジェンド・オブ・コンコルドを思い出すだけの記事を書こうと思います。
instagramへの投稿も考えたのですが、素敵なレストランだったので、写真や思い出を記事にして残したい気持ちだけで書き残していきます。
何のお役立ちにはなりません。
このレストランがお好きだった方の目に留まって、懐かしく感じていただければ幸いです。
場所は関空展望ホールスカイビュー3F。
関西空港駅から展望ホールには、空港前から出発している無料リムジンに乗らないといけませんでした。
アミューズメントの一環として考えたら、展望ホールにあるのが正しいのかもしれないけれど、ちょっと面倒でした。
店内装飾
写真はブログを作成していない頃に撮影していたものですので、いつもよりお見苦しくなっており申し訳ないです。
※3カラム2カラムになっている写真は、クリックすると拡大します。
写真
店内の、あらゆる場所にコンコルドの写真が掛けられていました。
1994年9月5日、関西国際空港にエールフランスによる関西空港開港記念チャーター便が、日本最後の寄港が大阪の関西国際空港となったそうです。
その時の写真なのでしょう。
初めてこのレストランに訪れた時に、設計図まで貼られていた事にときめいてしまったものです。
その他装飾
コンコルドは空の貴婦人とまで呼ばれた、洗練された機体であったのにも関わらず、お店のしつらえがアットホーム感が漂っていて、「洗練」とは程遠い感じが、居心地の良さを与えてくれていました。
褒めてるつもりです(笑)
カウンターに並べられている飛行機の模型たち。
お会計を済ましている最中には、気がそぞろにさせられたものです。
食事に使われた事がほぼなかったであろう、コンコルド型テーブルに置かれたオブジェ。
このユルさがいい。
2019年12月24日閉店日ディナー
新型コロナ騒動の社会的影響が、こんなにも甚大になる事を知らなかった2019年師走。
普段から、関西国際空港での催しをチェックするのが楽しみにしていました。
滑走路を眺めながら機内食を食べる事が出来る、「レジェンド・オブ・コンコルド」が閉店になると知りました。
前述のとおり、大阪市内の我が家からは空港は遠い上に、リムジンまで乗らないといけない立地。
頻繁に訪れていたわけではありません。
21日には閉店パーティがあるとは知っていましたが、どっちみち最後の日には絶対に行きたいのでパーティはパス。
24日夕方の機内食の予約を申し込みを済ませました。
到着した夕方19時頃だと思いますが、人はまばらでした。
デザートについている、サンタクロースのチョコレートが、また可愛い。
ワインがついてきているのに、ハイボールを頼んでしまい少しほろ酔いでした。
機内だったら、即寝落ちしている量です。
ガラスに光が反射して見づらいのですが、駐車場の奥に滑走路を眺める事ができる、クリぼっちでも寂しくない素敵なロケーションです。
飛行機・空港好きならそうですよね?
食事中はこれをBGMに。
しばらくすると、後ろに関空の従業員さんが来られてました。
お店のスタッフの女性とも顔なじみなのでしょう、和やかに歓談されていました。
最終日ですからね。
他にも、男性2組だったと思うのですが飛行機・空港好きなのでしょう、最後の晩餐らしい方もいらっしゃいました。
スタッフ女性と、一言二言、名残惜しさを伝え、すこしほろ酔い加減で火照った頬を冷やしに、お店を出る事としました。
お店側としたら、「だったらもっと来てほしかった」でしょうけど。
このレストランこそが、私の中では伝説になってしまいました。
展望デッキからの眺め
今は閉鎖されている展望デッキ。
当たり前の様に、ここから滑走路を眺める事ができたのも有難い事でした。
今後の関西国際空港
先日、このようなニュースを目にしました。
関西国際空港T1リノベーションにおける工事契約締結について
この記事の中に
関西エアポート株式会社 代表取締役社長CEOの山谷 佳之と代表取締役副社長Co-CEOのブノア・リュロは「関西国際空港T1リノベーションの工事契約締結に際し、ご支援いただいた関係の皆様に心より感謝申し上げます。関西経済の発展を考える上で大切な役割を担う国際空港として、今後の航空需要に着実に対応していくとともに、2025年大阪・関西万博の際にはファーストパビリオンに相応しい機能を提供し、お客様に快適で新しい旅の体験をしていただける空港をめざしてまいります。」と述べています。
引用元:PR TIMES
着目したいので、強調します!
2025年大阪・関西万博の際にはファーストパビリオンに相応しい機能を提供し、お客様に快適で新しい旅の体験をしていただける空港
5月下旬から工事が始まるとの事。
胸が躍りませんか?
もしかするとまた、機内食をいただけるレストランが復活するのでは?と期待しています。
流石に2025年には、インバウンドも復活しているどころか、旅を我慢してきた世界中の人たちでごったかえすのではないか?と、勝手にワクワクしています。
今の様な状況があるからこそ、楽しみが大きくなるというもの。
ええ子にしていたら、良いことが訪れるはずです。