今から書く事は、お得情報でも、楽しくなる情報でもないけれど、京都の繁華街をよく知らない女子(女性でも)記憶の片隅に置いていただけたら、自己防衛になるかと、勝手な老婆心でこの記事を書くことにしました。
知ってる人は知っていると思うんですが、祇園の御土産物屋さんなどが並ぶ繁華街のすぐ近くに、大人専用のホテルがあるんです。
ざくっとした言い方をすれば、「花見小路を奥に進んだ、歌舞練場の裏には行かないで。」と言う事です。
ここで、「なーんだ大袈裟な」と思った方は、この先は読まなくて良いと思います。
あと遠方から来られるカップルの方は、ちゃんとホテルもとって来られるだろうから、今回の話は縁が無いと思うんです。
それでも仲良しカップルだからこそ、興味本位で今から紹介するエリアには近寄って欲しくない。
地元の人が聞いたら、鼻で笑われそうなんですが、私には衝撃だったし、一人で見つける事が出来て良かったとも思っています。
その場所を知ったきっかけ
大阪に住んでいながら、京都に関してはまだまだ観光客の様なものですが、その昔、若い頃は、京都に詳しい彼氏に車で連れて行って貰う事が殆どで、宿泊からお食事まで彼氏任せの女子でした。
今思えば、そういう場所を知らずにいい景色だけを見せて貰えた事は幸せだったのだと思っています。
その彼氏ともお別れし、一人で京都を訪れる様になった私は、デートでは行かなかった場所も探索するようになりました。
四条通の赤い壁の向こうがずっと気になっていました。
「一力の角って、いつも通りすぎるばかりで、角を曲がったことない。」
「あの通りどうなってんやろ?」
と気になったのが花見小路。
そんな私は、日中に好奇心で花見小路を散策して、歌舞練場(今は工事中)など眺めて行き進むうちに、そのホテルを見つけてしまったのです。
観光名所のすぐそばに、こんなもの(経営者の方ごめんなさい)があるなんて、とショックだったんです。
ショックと言えば大げさなんですが、その奥に「縁切り神社」と言われるものまであって、衝撃的なのはホテルなのか、その神社なのかが分からないという具合です。
詳細な写真の投稿は出来ませんが、この辺ですよというアクセスを書き残しておきます。
アクセス
アクセス1
京阪祇園四条駅から八坂神社へ向かう四条通の途中に、赤い壁の一力茶屋が見えます。
余談ですが、まっすぐ歩いて左手の十二段屋のすき焼きと、卵焼きは美味しいです。
関連ランキング:すき焼き | 祇園四条駅、京都河原町駅、三条京阪駅
更にまっすぐ進むと
徳屋さんという甘味処があり、その角左に曲がります。
関連ランキング:甘味処 | 祇園四条駅、京都河原町駅、三条京阪駅
そのまま突き進むと、右手に歌舞練場の工事が見えます。
そのまま、すすむと突き当りの道を右に曲がります。
また右手に歌舞練場工事が見えます。
そのまま、まっすぐ進みましょう。
そうすると、「安井金毘羅宮」という神社の石の鳥居が見えます。
と言うよりも、その手前から、ホテルが左右に見えると思います。
上の地図を拡大してみれば、分かると思います。
アクセス2
こんな、ややこしい道ではなく、甘味処の徳屋を曲がらず、まっすぐ建仁寺に向かって、場外馬券売り場(winz)を通り過ぎて左に曲がるという方法もあります。
詳細は、上の「安井金毘羅宮」の地図を参照してください。
いずれにせよ、歌舞練場の裏には廻ってはいけないという事です。
紹介した理由
このホテルたちを見つけた時、「もし、まだ交際を進めたくない男性に連れて行かれたら嫌だな。びっくりするな。」って思ったんです。
例えば、こんなケースあると思うんです。
京都の土地勘が無く、京都に詳しい男性に「京都案内するよ。」と言われる事とか。
それが、彼氏とまでいかない、彼氏未満の男性だったりとか。
今のご時世だったら、婚活等で共通のお知り合いのいない方とデートする事もありますよね?
そういう時に、花見小路でお食事したり、スイーツ食べたり、お蕎麦食べたり案内してもらって、「路地も詳しそうだし、通な場所まで色々案内してもらえそう」と頼もしく思って付いていったら・・・・?
って怖くないですか?
実際、私自身、まだお付き合いを本格的に進めていない男性にランチを誘われて(花見小路におススメのお店があると。)、その後に、その男性の足はそっち方面に向かいました。
お昼ですし、私の思い過ごしかもしれませんが、嫌な予感がしたので理由をつけて途中で帰りました。
大人のホテル、彼氏と行くのは構わないと思うんですよ。
でも、ここは絶対に良くない。
近くにある「縁切り神社」は「悪い縁を切って良い縁を呼ぶ」とか言う人もいますが、残念ながらやっぱり良からぬ気持ちを持ってお願いする人が多いんです。
そんな場所の近くのホテルに連れて行かれるなんて、嫌じゃないですか?
今回、神社の鳥居の写真さえ撮影していないのはそういう理由です。
良からぬ事を願う気持ちが集まる場所の写真は撮りたくない。
今回の道を覚えられなくても、花見小路は建仁寺までの道を横にそれなければ、とりあえず大丈夫です。
因みに、宮川町の方にもこういうホテルがありますので、花街の近くにはあるものなのかもしれません。
気になる方は、調べておいて損は無いと思います。
楽しくて、綺麗なものをいっぱい見て買って、美味しいものをいっぱい食べたデート、女の子たちにはいい思い出だけを抱えて帰って欲しいと、オバちゃんは思ったので書きました。
心の片隅に留めてもらえたら嬉しいです。
長く「女」やってたら、京都に限らずどこでも、大阪にだって、飲食ビルだと思ったらこれホテルやん!って経験もありましたし(勿論逃げた)、普通に街を歩いているだけでも「アレ?」って場所もあります。
また、そういう場所を見つけたら記事にしてみたいと思います。