京都の紅葉、桜を観光してきた方、そうでない方にも、5月6月の新緑の美しい京都の寺院巡りは、全力でおススメしたいです。
感染症の影響で、随分と外国人観光客が減った昨今ですが、春と秋の京都への観光客は多いのではないでしょか。
桜に関しては、大阪の桜で満足しているので行かないのですけど、紅葉に関してはここ数年、永観堂と哲学の道を訪れています。
数年前に、通勤時の京阪電鉄のポスターで、新緑のもみじをバックにした「おけいはん」(関西では、京都大阪間を走る京阪電車を「おけいはん」と呼ぶ)のポスターを見て、
「京都って5月に行くのが正解ちゃう?」と気づいてしまったのです。
盆地である京都は、夏も冬も過酷。
紅葉、桜の季節は人が溢れて不快指数MAX。
5月と6月の梅雨の中休みは、気候が良い。
そして、昨年は、母が昨年の5月頃に、京都八瀬の「瑠璃光院」へ行った時の写真を見せてきたのを見て確信したのです。
少し遅くなったけど
「そうだ京都行こう」
私は、ホテルで無料で自転車を借りました。
永観堂
もみじの名所として有名な、永観堂。
紅葉は見事なのですが、人もたくさん。
半年以上前の紅葉の季節にも平日に訪れていますが、まぁまぁ人は来ていました。
晩のライトアップだったからかな?
下の写真は2020年のものです。
個人的には、紅葉も昼間に観に行くのが好きです。
拝観料 | 一般:600円 小・中・高生:400円 |
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拝観時間 | 午前10時~午後5時 (受付は午後4時で終了) |
期間 | 秋の寺宝展を除く期間(年中無休) |
アクセス
ここでは鉄道・バスを使用した交通機関の案内をご案内します。
自家用車の場合は、ナビ使ってください(笑)
駐車場は、少し歩きますが岡崎公園の駐車場が最寄りになると思います。
岡崎公園駐車場 引用元:くるっとパーク 24h 滋賀・京都駐車場なび
- JR「京都駅」から市バス5系統「南禅寺・永観堂」下車徒歩3分
- JR「京都駅」から市バス100系統「東天王町」下車徒歩5分
- 地下鉄東西線「蹴上」駅下車徒歩15分
- 京阪「三条駅」から市バス5系統で「南禅寺永観堂」下車、徒歩3分
- 京阪「丸太町」駅から市バス204系統/93系統で「東天王町」下車、徒歩8分
尚、京都駅からのバス停留場は、京都駅中央口を出ると良いのですが、沢山の停留所があって迷うと思いますので、京都市バスの停留所が掲載されているサイトをご紹介します。
京都市バス・地下鉄ガイド/主要停留所のりば(2021年3月20日現在)
引用元:京都市交通局
新緑のもみじを眺めましょう
更に歩き進めると、左手に売店が見えますので、そちらで拝観料を払いましょう。
秋には頂いた事もない、美しいコースターを、おひとり様の私に2枚もくださりました。
参道の緑は見渡す限り緑です。
まずは、室町時代に建立された釈迦堂に参りましょう。
素晴らしい襖絵や、可愛い鼠の絵などがありますが、撮影禁止ですのでとりあえずお庭の写真をお楽しみください。
永観堂を建立した永観律師は、梅を境内が梅林になるほどを植えて貧しい病人に施したようです。
それが一本だけ残り「悲田梅(ひでんばい)」と呼ばれ、いまでも梅の実がなるそうです。
梅の美しい頃に見に来ても良さそうですね。
臥龍廊(がりゅうろう)は極端に湾曲していて、龍の体内にいるかのような錯覚を覚える不思議な感覚を覚える階段なのですが、じつは釘を一本も使わず作られているそうです。
多宝塔を上りましょう。
写真を上げだしたらきりがないので、この辺にしておきます。
南禅寺
先日のブログにも書いたのですが、永観堂へ寄る時のグーグルマップに「ブルーボトルコーヒー」と書かれていたので、一旦休憩としてお邪魔しました。
もう疲れたので、ボチボチ帰ろうと思いながらショップの店員さんと話していたら、「やはり南禅寺くらいは行っておくといいですよ。すぐそこですし。」という事になりました。
無料でも、充分良い景色が楽しめるのが嬉しいポイント。
拝観料
方丈庭園/三門 | 一般:600円 高校生:500円 小中学生:400円 |
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南禅院 | 一般:400円 高校生:350円 小中学生:250円 |
拝観時間:8:40~17:00(12/1~2/28の間は16:30まで)
※拝観受付は拝観時間終了の20分前まで。
※12/28~12/31は一般の拝観はできません。
※年始は開けています。
アクセス
地下鉄東西線蹴上駅下車、徒歩10分。
市バス東天王町下車、もしくは南禅寺・永観堂道下車、徒歩10分。
下車後のアクセス、自家用車利用でのアクセスは、南禅寺の公式ホームページに親切に写真付きで解説されていますので、ご参照ください。
アクセス引用元:南禅寺公式ホームページ
ちょっとお散歩しましょう
重厚な三門が見えました。
重厚な木造建築と、新緑のコンストラストが美しいです。
5月に行くと、もっと緑がピカピカして美しいと思うので、次回はその頃に訪れたい。
南禅寺に限らないけど。
法堂は、他に観光客ががっつり映り込んでいましそうだったので、正面からの撮影を遠慮しました。
疏水
こちらは、琵琶湖から京都市内までの水路として建設され、現在でも上水道の為に使用されているそうです。
ギャグの様な話で、滋賀県民が京都市民と喧嘩した時は「琵琶湖の水止めたろか!」でトドメを刺すと聞きますが、この美しい疏水の話なんでしょうね。
とてもフォトジェニックですので、着物をユニークに着たお嬢さん方が写真を撮っていました。
記念撮影におすすめのスポットです。
まとめ
他にも、哲学の道に寄ってみたり、南禅寺の中をゆっくり拝観したかったのですが、意外と時間が足りませんでした。
そこでアドバイス。
- 寺院は閉館が早いので、朝早くから行動をお勧めです。
- 京都の夏は、びっくりするくらい暑いので暑さ対策と水分補給を軽視しないでください。ブログ主は、夏の京都に行った記憶は1度だけです。(祇園祭すら行ったことがない)
- 新緑は、出来る事なら5月の方がピカピカして綺麗だと思います。(好みもありますが)
- 京都は自転車でまわると便利で、レンタルサイクルのある宿も多いです。
ただ、駐輪場がない場所もありますので、見当たらない場合はサイクルサイトの様なサイトで確認する事をお勧めします。
京都市は世界トップレベルの「自転車共存都市」だそうで、下記サイトにはレンタルサイクルの場所や駐輪場など網羅されていて便利です。
京都市のホームページ「京都市サイクルサイト」引用元:京都市「京都市サイクルサイト」
あと、余談ですが、新緑の頃は緑が美しいので、映える服装として、白や赤がお勧めです。
って、そのまんまシンプルコーデですが、ご参考にどうぞ。
最後にお目汚し失礼いたしました。