開業したてのホテル巡り。
淀屋橋・北浜間という大阪のビジネス街、いい意味で大人の街で周辺にはビジネスホテルも多く見かけるエリアです。
勿論、ブログ主が強くこだわる周辺環境の良さも抜かりなしです。
今回の宿泊先はホテルリソルトリニティ大阪です。
13階建てです。
ホテル名 | ホテルリソルトリニティ大阪 |
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住所 | 〒541-0043 大阪府大阪市中央区高麗橋2-6-6 |
電話番号 | TEL 06-6229-9269 |
開業日 | 2020年10月1日 |
その他 | 大浴場(天然鉱石人工温泉)あり |
アクセス
北浜駅からもアクセスがスムーズですが、新大阪や大阪・梅田駅方面から来られる事が多い事を想定して、淀屋橋からのルートを説明します。
11番出口から出るには、大阪メトロ淀屋橋のホームに降りたら、南に向かいます。
大阪メトロ新大阪・梅田方面から来られる時は一番後ろ、難波方面から来られる場合は一番進行方向に乗車すると便利です。
1階にカフェのある東京三菱銀行のビルを曲がって東に向かって歩きます。
途中の道すがらは、建築物を見るのも楽しいです。
更に歩き進むと、東京駅で有名な辰野金吾氏の設計の建物を利用した「オペラ・ドメーヌ」を目にします。
現在はウェディングなどのバンケット会場として利用されているようです。
背後に今回のホテル、トリニティ大阪が見えます。
「オペラ・ドメーヌ」の隣がトリニティなのです。
ホテル内に、「BULE BOOKS CAFE」というカフェがあります。
ブルーノートが運営しているという、おしゃれなブックカフェ。
場所も隠れ家っぽくて良いですね。
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こちらで朝食を頂いたりできるのですが、面白そうな書籍が沢山置かれていました。
勿論、ビジターも使用できます。
チェックイン
中に入ると、興味深いオブジェが目を惹きます。
ビジネス系のホテルでは、チェックイン時に機械を利用する事が多い中、こちらではフロントでPadの様なものにサインをします。
そしてスタッフさんからカードキーや朝食バウチャーを受け取ります。
化粧水類も受け取りましたが女性のみのサービスの様です。
エレベーターホールに入る前に、宿泊者専用の自動ドアがあります。
カードキーで開きます。
これは良いですね。
変な侵入者も入ってこないですし。(デリバリーをされている女性とか)
客室
中々の和モダンな洗練されたインテリアです。
広さ | 16平米 |
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ベッド幅 | 160cm |
ベッドブランド | RESOLが快適な眠りを追求して開発したオリジナルポケットコイル式マットレス |
バストイレタイプ | 洗浄機能付トイレ、ユニットバス |
壁に余計な装飾が無いのが嬉しいです。
窓には格子→障子の順で建具が重ねられています。
この和モダンの感じは良いですね。
うむ、景色を楽しみたければ高層階に宿泊するといいでしょうね。
ベッドサイドには部屋着が入った棚があります。
上段にパジャマ、下段には大浴場に行く時用のトートバッグがあります。
(可愛いけど持ち帰り不可)
ベッドの正面はテレビのみで、部屋に大きな鏡がありません。
鏡に関しては後述します。
問題発生、バゲージラックが無かったので、テレビ下の出っ張りに置きました。
お風呂はユニットバスタイプですが、こちらのホテルには温泉大浴場がありますので、問題ありません。
因みに、チェックイン時に頂いた化粧水類はDHCでした。
引き出し付きのテーブルが無いので、客室入口にカップやドライヤーの入った棚があります。面白い作りです。
テッシュがこの棚の上にあるのも、ここで身支度を整える事を想定しているのでしょうね。
ケトルはバルミューダで、ケトルの注ぎ口がコーヒーを煎れるのに相応しい形状になっています。
使用法に戸惑ったのですが、舌の出っ張りのツマミの上げ下げで使用できました。
珈琲がドリップ式だったのが嬉しいポイントです。
最近はアダプタを置いているホテルが増えているのかな?
※半年後にダブルのお部屋に宿泊しています。
よろしければ、ご参考にしてください。
充実の館内施設
フロアによって設置されている施設は違います。
電子レンジは4階を除いて、自販機と同じ部屋にあるようです。
13階にあるクローゼット型衣類スチームクリーナーは初めてお目にかかりました。
使用目的は、除菌・ニオイとり・しわ取りの様です。
梅雨の季節、汗をかきがちな夏場は助かりそうです。
2台設置されていました。
こういうの普及されると良いな。
他、製氷機(4F)、喫煙ブース / 喫煙フロア(7・9F)
大浴場(天然鉱石人工温泉)
チェックインしてエレベーターホールからすぐに大浴場の暖簾が見えました。
大浴場内は写真を撮影しておりません。
大浴場の画像はホテル公式サイト内をご覧になってください。
脱衣所ロッカーの扉裏に、アクセサリー等を入れる事ができる小物ケースが付いています。
昔、銭湯のロッカーに時計を忘れてしまった経験があるので嬉しいポイントでした。
天然鉱石の人工温泉ですが、良い感じで温まりました。
朝食
朝食を予約している場合は、チェックイン時にバウチャーを貰えるので、スタッフに渡します。
その時、スタッフさんからの検温等も行われます。
朝食は、和洋あり、おばんざいもあり、種類の充実したものでした。
席を自由に選んで座ります。このようなプレートが置かれています。
スタッフさんが、お片付けの判断がスムーズにできるのでしょう。
私はパンや揚げ物等を取らないのでこの様な洋食少な目プレートになっていますが、パンも数種類ありましたし、この後もヨーグルトにはちみつとシリアルをかけたものを頂いています。
ごはんもオカワリ。
焼き魚があるのも嬉しかったですね。
ぱっと見た目、それほど華やかに見えるバイキングではありませんでしたが、和食の内容は中々です。
欲を言えば、ドレッシングを使わないのでオリーブオイルを置いて欲しかったくらい。
珈琲は陶器のカップと、持ち帰りができる様に紙カップがありました。
本当はもっと本が並んでいて、素敵な内装だったのですが、写真が撮りにくかったので、この2枚です。
本を自由に手に取って読めるのでしょうが、バイキングのセットがあるので、ちょっと手に取りにくい雰囲気でした。
今度はカフェやランチとしても利用してみたいです。
どのように雰囲気が変わるか気になります。
チェックアウト
ルームキーをもって、フロントのスタッフさんに渡すだけです。
周辺環境
このホテルを知る事になったきっかけのカフェ
ホテルの2軒隣にチョコレート専門店のカフェがあります。
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因みに1軒隣が、老舗料亭の高麗橋吉兆さんです。
右隣の建物ですが、昔は重厚な壁が印象的な建物でしたが、最近ビルに建て替えらえたようです。
以前、久々にこちらのお店に寄ろうとした時に、「素敵なホテルがあるなぁ。泊まってみたいなぁ」と見つけたのが、今回のトリニティ大阪さんでした。
ここから近所の北浜駅近くにある「五感」という有名スイーツ店の系列店で、直接生産地に足を運び、カカオ生産者と共にカカオ豆からにこだわりのチョコレート(ビーントゥーバー)づくりを行っているお店です
今回は久々にカフェを利用しました。
平日の昼間にも関わらず、学生風の女性やカジュアルウエアのご近所マダム風(この界隈はタワーマンションもありマダムが生息しています)で席の半分が埋まっており、内装の写真はこの2枚です。
お客様はオール女性でした。
男性が行くには、だれか女性を同行した方が気が楽かもしれませんね。
すっかり忘れていたのですが、こちらのお店はオーダーしてから出てくるまでがかなり時間がかかります。
今回は20分ほど掛かっていますので、時間に余裕がある時に訪れた方が良いと思います。
余談ですが、北浜界隈のカフェは待たせるお店が多い気がするのは気のせいかしら?
今回は、お皿のお絵描きに時間がかかったのかな?
とっても美しいです。
今回オーダーしたのは「クーシュ」という、ガナッシュを何層にも重ねた小麦粉不使用のケーキです。チョコレート専門店の具骨頂てきなメニューではないでしょうか。
これでケーキだけの値段が、税込み495円はお値打ちだと思います。
こうやって見るとブルーのカップはコーヒーの色と合いますね。
しつこいようですが美しいです。
他にもパフェやソフトクリームなども充実しています。
1階のショップではホテルで頂くおやつを買って、夜食になりました。
ビーントゥーバー工房から出たかかおピールで頂くカカオティーも売られていました。
これは感染症対策の為の募金ですので、カード派の方も現金を用意しましょう。
チェックアウト後には、家族にロールケーキを買って帰って帰りました。
今回の宿泊は「カカオティエ・ゴカン」要素が強いです(笑)
出張で宿泊された方は手土産に、カップルで宿泊された方も帰りに彼女に買ってあげたら喜ばれる事を約束します。
中之島バラ園
以前、北浜のホテルに宿泊した時にはバラの時期では無かったのですが、5月中旬には中之島公園のバラ園が満開になります。
今回訪れた時は、時期が遅れて随分枯れていましたが、ライオン橋に上がった時に、バラの香りがふんわりと風に乗って運ばれてきました。
今回立ち寄っていないけどおススメ店
創業90年以上の居心地のいいお蕎麦屋さん。
ちょっと場所が分かりにくいけれど、ホテルからも近く、私は田舎蕎麦が好きです。
関連ランキング:そば(蕎麦) | 淀屋橋駅、北浜駅、なにわ橋駅
奮発してでも美味しい鰻を食べたい場合は、「柴藤」さんは如何でしょうか。
実は私自身ランチ時に一回しか行ったことがありません・・・
コンビニエンスストア
ホテル斜め前にセブンイレブンがあります。
帰り大雨ででしたが、傘なしで秒で飛び込める距離にあります。
まとめ
このホテルの周辺は「石を投げればビジネスホテルに当たる」と思うほど、ビジネスホテル激戦エリアなのですが、かなり女子力高めのレビューになりました。
淀屋橋・北浜界隈はビジネスマンだけではなく、女性も楽しめるエリアだと思っています。
ホテルに関する感想としては、部屋のデザインの和モダンなところ、壁に無粋な飾りが無いところは気に入っていたのですが、ちょっと使いにくかったかな?
テーブルが低いのでPC作業は、別部屋のテーブルのある個室を利用した方が良いと思います。
客室内にコースターが無かったのも、綺麗な木のテーブルを汚しそうで気を使いました。
格子もとても綺麗なので、ぶつけない様に気を使いました。(これは人によるんでしょうけどね)
それだけカッコよくて綺麗な客室に泊まれたって事です。
温泉で身体を温め、スタッフさんの対応に心温まる素敵なホテルでした。